私達のイメージする「ごみ」は、廃棄物としたくくりだと思います。
ただ、職業柄、産業廃棄物も取り扱うので、廃棄物の処理については少しうるさくなります。
ちなみに、産業廃棄物の処理は会社やお店が行います。
一般廃棄物については家庭から出る廃棄物になるので、私達が責任持って処理を行います。
産業廃棄物は、排出する会社やお店が処理し、一般廃棄物は市区町村が処理について責任を持つことになります。
私達が普段ゴミ箱に捨てているゴミは、一般廃棄物として処理しますが、自宅の不用品を処分する場合のその不用品も一般廃棄物として処理します。
料理をした際に出る野菜の皮や食べたあとに出る残飯などの生ごみも一般廃棄物として処理します。
とはいっても、処理は各市区町村の処理施設により処理されるので、私たちは仕分けさせるだけです。
ちなみに、家電4品目に関しては別途、家電リサイクル法により、小売業者や小売業者に委託された業者へと引き取ってもらう必要があり、勝手に処理施設には持ち込めません。
産業廃棄物も一般廃棄物も、廃棄物処理法に従って収集し、運搬して処理されます。
一番厄介なのは不法投棄です。
ほかには、焼却施設でない場所で焼却してしまう行為になります。もちろん、産業廃棄物でも無許可業者へ委託してはなりません。
もし許可の無い業者に処理を依頼してしまうと、無許可業者に処理を委託したとして5年以下の懲役もしくは1,000万円の罰金などを科されることもあるので、注意しましょう。