私たちが普段「ゴミ」としてゴミ箱に入れている廃棄物の処理、しっかり区別しているでしょうか。
私も、職場で出る廃棄物と、家庭で出る廃棄物は一緒のくくりで考えていました。
ですが、職場では産業廃棄物、家庭では一般廃棄物に分かれています。
そうした話しを職場や家庭でしても、どのような廃棄物が産業廃棄物になって、どれが一般廃棄物になるのか、はじめのうちは詳しく把握できなかったです。今は、少しその定義も把握できるようにはなりました。
例えば、飲食店のお店ですが、ガラスのコップやフライパンなどは産業廃棄物なんです。でも、紙コップや割りばしなどは一般廃棄物として処理しないとダメなんです。
紙くずについては産業廃棄物の一種に分類されるみたいですが、これに関しては特定の業種で排出される場合のみらしいです。
身近なたとえでいえば、コピー用紙のゴミは一般廃棄物として処理しています。
他にも、「ゴムのくず」は産業廃棄物になるみたいですが、これは生ゴムか天然ゴムのくずのみが指定されています。
だから、車などの廃タイヤはゴムくずとして処理はされず、廃プラスチック類として処理されるんです。
たかがゴミの処理でもかなり線引きが難しくて、面白いです。
一般廃棄物のポイントは、家庭から排出される家庭廃棄物と、事業活動で排出される事業系一般廃棄物があるということです。特に事業系一般廃棄物に関しては、産業廃棄物のところでも触れた通り、排出される条件によって区別が異なるため、注意して扱うようにしなければなりません。